星のような君の隣にいたい。〜番外編〜
「·····だから待たせてよ。

何年でも何十年でも。

それから日本に帰ってきたら

結婚しよう。」

「私にそんなこと言ってくれるの?」

彼女の声は震えて聞こえた。

「·····返事は?」

「こんな私でよければ喜んで。」

この上なく幸せになった。

それからは

毎日のように連絡を取り始めた。

“何十年でも”

その言葉を少しだけ後悔するのは

彼女と結婚する11年後の事だった。

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