星のような君の隣にいたい。〜番外編〜
瀬戸さんは

本を見つめながら話した。

「しかし簡単にはいかず、

家族との溝は深く、

自分も人に優しくする

方法が分からないんです。

けれどある少女との出会いが

少年の運命を変えていくんです」

そう言って微笑んだ。

それからハッとして

「こんなに喋ったら

ネタバレになっちゃいますね」

顔を赤くしながら言った。
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