ケイト ノ ボウシ
『え…………………?』











『8月2日‥‥だった。病状が一気に悪化してさ‥‥』



『それって私が退院したとき…………』





『みたいだね‥夏伊里はずっと言ってた。あの子のとこ行かなきゃって………』





『そんな……………っ』




『あの後………夏伊里のペンダントを探したんだ……でも…………』



『なかったんだね……?』





『うん……もう諦めてたんだ』





『でも…………何で私が持ってるとわかったの?』
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