ケイト ノ ボウシ
『千尋が学校で倒れたとき………首にかけてたのが制服から出てきて……………』





『うん…………』




『びっくりしたよ………もうないものと思ってたからね………』






『ごめんね………夏鈴……私知らなくて…夏鈴にも言えなくて……』






『えっ……いいよ!嬉しかったし…』



『嬉しい………?』




『夏伊里の友達は千尋だったんだと思うとさ!!』




『そだね………………』








夏伊里は何で死んだんだろう………………


聞きたいけど聞けない…









そう考えてると夏鈴が口を開いた………

『千尋聞いていい……?』
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