SEASON
朝ごはんを済ませて私は部屋に戻り、学校に行く準備をして私は部屋を出た。
「いってきまーす!」
「いってらっしゃい」
「いってらっしゃい」
遠くで歯磨きをしているパパの声に少し笑いながら私は家を出た。
学校までは歩いて30分。
少し遠く感じるこの距離も、1年間通ったことを考えるとかわいいものだ。
私この道を寄り道を挟みながら、ゆっくりと歩く。
そんな事をしていると学校まではあっという間にたどり着く。
「あずー!!!おはよー!!!」
「瑠花!おはよ!」
斉藤瑠花とは1年生の時に同じクラスになってから一緒に行動する事が多かった。
「同じクラスだといいね!」
「うん!」
瑠花と私は春休みの出来事を話ながら、クラス票を見に行った。
「瑠花!一緒のクラスだよ!1組!」
「やったー!」
私たちはほっとして、1組の教室へ向かった。
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