ツインレイ⋅⋅⋅唯一無二
3️⃣
舞桜は、
「そんな両親に
私は、一心の愛情をもらっていると
思っていたんだ。
こんな仮面を····被った···夫婦の·····」
と、涙が溢れる。
慶は、身勝手な二人の
やり取りを聞き
訝りより、呆れ?哀れみ?
情けなくてしかたなった。
こんな親に振り回されて
美桜は、苦しんでいたのか
嘆いていたのか
と、たまらない気持ちだった。
舞桜も同じ思いなのか
「そんな仮面夫婦なんて止めたら?
そんなくだらない事に拘ってないで
別れてそれぞれの生活送ったら
気を使わずに
気を使わせずに
お互い顔を見なければ
そんなバカみたいな事に
煩わされずに済むじゃない。
悪いけど
私は、付き合いきれないから
一人で生活をさせてもらうわ。
慶さん、帰りましょう。」
と、言って十川の実家を後にした。