りんじん彼ジョ。~隣のお姉さんに襲われました~大人女子×専門学生



それが、何かは分からない。


「こっちもどーぞ?」


だけど、早く解消したくて堪らなくなって、ケーコさんの右の手首を握ってそのまま下に滑らせた。



「キャー!やだー!!」

「ケーコさんに言われたくありません!」


俺の上には、さっきまで鳴いてたのにケラケラと笑い出す"どうしようもない酔っ払い"が乗っている。

開かれた唇を塞いで黙らせて、舌を絡ませれば部屋の中は一気に静まり返った。


聞こえるのは官能的な水の音と求め合う甘い吐息だけ。




優しくしようと思えば、もうちょっと位時間をかけて出来た筈だった。


なのに、乱暴に力任せに抱いて奥まで付きあげた。



「や、コウく、激し……ッ」

「……ッは、」

「やめ……、痛」

「誘ってきたのはッ、はそっち」

「ん、……やぁん!!」


熱くてトロケそうな彼女の中は、気持ちが良すぎて仕方がないのに。



なんだろう、早く彼女を支配したくて堪らないこの感情は──。






ただの隣に住んでる、お姉さんな筈なのに。




< 11 / 317 >

この作品をシェア

pagetop