りんじん彼ジョ。~隣のお姉さんに襲われました~大人女子×専門学生
丁度シャワーを浴び終えて頭がすっきりしたところで、"ピンポーン"とチャイム音が部屋の中に鳴り響いた。
「こんな時間に誰だろ……?」
日曜の昼間から訪ねてくる人なんて、新聞とか変な勧誘しかいない。
女の1人暮らしってこういう時に困るんだよね。もちろん居留守使うけど。
でも、もし。かなちゃんやヨウスケが並んでいたら修羅場だな。なんて、渇いた笑いが漏れる。
いやいや、流石にそれは無いだろうと思いながら、インターフォンの画面をチェックしに足を早めた。
バスタオルで濡れた髪を拭きながらインターフォンの液晶を覗き込めば、
「コウくん、どうしたの?」
意外な人物が目に入るから慌ててドアを開ける。
アパートの隣同士ではあるものの、コウくんが訪ねてくるなんて初めてだ。
「え、と。何か忘れもの、とか?」
昨日、何かあったっけ?変な事したっけ?そんな疑問と不安が頭によぎる。