りんじん彼ジョ。~隣のお姉さんに襲われました~大人女子×専門学生
「は?ちょっと、寝てんの!?」
両手にお皿を持って近付けば、寝息をたれてるコウくんの瞼はしっかりと閉じらていた。
「もー、せっかく作ったのに」
相手が誰であろうと、せっかく作ったんだから熱いうちに食べて貰いたいものなのに。
なんて乱暴にお皿をテーブルの上に置いた。
すぐ隣に腰を下ろして、頬杖をつけば溜め息が漏れる。
コウくんが何の考え事をしてたか知らないけど、昨日 付き合わせちゃったのは事実な訳だし。
1人で食べる気にならないな、そう思いながらラップを取りに再び立ち上がろうとした瞬間――
「ぎゃぁ!!!」
いきなり足首を掴まれるから、バランスを大きく崩して床に倒れこんでしまう。