りんじん彼ジョ。~隣のお姉さんに襲われました~大人女子×専門学生
軽くシャワーを浴びてから、冷蔵庫を開け缶ビールを取り出した。
丁度それを口に付けたところで、インターフォンが鳴り響く。
出なくても誰か分かるのは、今日はバイトが無いとこの間会った時話していたから。
「今日もありがとうございました」
家のドアを開ければ、予想通りお弁当箱を持ったコウくんの姿が目に入った。
今までに何回かお弁当を詰めてあげたけど。毎回 きちんと洗って返すのには関心させられる。
……洗わないで平気で返してきそうなのに。
「て、今、大丈夫ですか?」
ちょっと慌てるように声を濁すのは、髪が濡れている事に気付いたからかな。
「うん、丁度 出たとこだから平気」
「そうですか」
ま、今更コウくんにスッピンやヨレヨレの部屋着を見られようが気にならないけどね。