りんじん彼ジョ。~隣のお姉さんに襲われました~大人女子×専門学生



何よ、年下のクセに。余裕ぶっちゃって。

面倒な事は別に知りたくない。怒ってはいないけど、深く首は突っ込みたくない。
つまり、私の恋愛事情には興味無いって事なのか。



「面倒で興味も無いならさーぁ」


片手を床について四つ這いになりながら、コウくんに近付いた。



「ほっとけばいーじゃない!」

「もう酔ってんですか」

「どーせさぁ、馬鹿な女だとか思ってるんでしょ」

「水持ってきますね」


なんてコウくんが立ち上がろうとした時、



「そういうキミは彼女とかどうなの?」


右手の人差し指をコウくんの胸元に当てた。



「今日は絡み酒なんですね」

「今は、いないんだっけ?」


いたらこんなに頻繁に私に付き合えないだろうし。いや、遠距離とか地元に彼女がいるとかなら可能か。


< 140 / 317 >

この作品をシェア

pagetop