りんじん彼ジョ。~隣のお姉さんに襲われました~大人女子×専門学生
「いーねぇ!いーねぇ!もっとラブラブなとこ見せてよ!」
「もー、せんぱぁい!勘弁して下さいよー」
部屋の中に先輩の笑い声が響き渡る。
私だって同じ位 飲んでる筈なのに、気が気じゃないのか上手く酔いが回ってこないな。
ま、心配な事はあるけれど。何はともあれ先輩が元気になって良かった。
なんてホッと胸を撫で下ろした時、肩をグイッと引き寄せられる。
「……ッ」
瞬きをする間も無かった。
目の前にはコウくんの顔があって、柔らかい唇が私の唇に押し当てられている。
人前でこんな事できちゃうこの子は、よっぽどデキあがっているみたいで。
"コウくんやるねー"そんな先輩の声が遠くで聞こえた。