りんじん彼ジョ。~隣のお姉さんに襲われました~大人女子×専門学生



「コウ、お前、コイツに何か吹き込まれたか?」

「別に」

「コイツの肩もつのかよ!」


不満気なリクの声が部屋に大きく響いたところで、



「んー……」


眠っていた笹沼が目を擦り出す。



「え……ここ、どこ」


笹沼は上半身を起こして半分寝惚けた様に、頭をキョロキョロと横に動かした。



「あれ、コウくん?……リク?」

「笹沼、お前バイトの飲み会で寝ちゃって、店長に頼まれたんだよ」


ザックリと説明をしていると、



「飲み会で女が寝るとかないわー」


リクは笹沼に目を向けないまま言葉を吐き出した。



「おい、リク」

「コウ送ってやれよ」





「泊まる。私、ここ泊まる」



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