りんじん彼ジョ。~隣のお姉さんに襲われました~大人女子×専門学生
2人が何の話をしたか知らないけど。
"俺の部屋でヤルなよ"
そうリクに連絡をすれば、"バーカ"とだけ返ってきたから、なんとなく大丈夫なのだと思った。
バイト先のコンビニでまで歩いて向かい、アルコールを何本か買ってアパートへまた戻る。
部屋には、少し照れ臭そうなリクと笑っている笹沼がいたから、俺からは何も聞かなかった。
その後は3人で缶ビールを開けて乾杯をした。
共通の友人の話、くだらないお笑いの話、これからの実習の事――。
笹沼は流石にすぐ寝てしまったけど。
ただ、毛布にくるまる笹沼を見るリクの瞳が、明らかに以前とは違う事だけは分かった。