りんじん彼ジョ。~隣のお姉さんに襲われました~大人女子×専門学生
「リンちゃんは、ママに預けてきたんだ」
「そうなんだ」
"リンちゃん"は、かなちゃんの子の名前。
「なんかー、ずっと家にいるとどうかなりそうでさぁ」
「へぇー」
「ミサキ先輩は今日仕事だっていうし。ケーコちゃん都合よくて良かった!」
そう言って、かなちゃんがニッコリと口を緩めた。
けど、それ狙ってたんじゃないの?
私達は、駅のすぐ前にある去年オープンしたばかりの流行りのパスタ屋に来ていた。
かなちゃんから、"ランチ付き合って"と連絡がきた時、第一に断る理由を考えた。
――ヨウスケと一緒にいるの?
でも、あのメッセの後、かなちゃんからのはじめての連絡だったから。
会って話す事にした。