りんじん彼ジョ。~隣のお姉さんに襲われました~大人女子×専門学生
飲みすぎだ。
頭が重い上に、ガンガンと全体に響いている。
しかも、全身もダルくてなんだかヒリヒリする。
「ん、」
身体を横に寝返りを打つと、何かにぶつかって、それが男の人だって事は認識できた。
ヨウスケ来てたんだっけ?
あれ?今日は来ないとか言ってたのになー、なんてゆっくりと瞼を開く。
「……ッ!!!」
息を飲んだ。
この部屋、私の部屋じゃない!!
違う、違う。形はなんとなく似てるけど、全然違う。
本や紙、教科書らしきものが床に、アルコールの缶が真ん中に置いてあるローテーブルの上に散乱している。
待って、待って。服を着ていないとか、意味分かんない。
「……んー、ケーコさん?」
隣に寝ていたのは、アパートの隣に住む男の子だった。