りんじん彼ジョ。~隣のお姉さんに襲われました~大人女子×専門学生
あはは。あの、コウくんの困った顔。
面白かったなぁ。
「コウくんは浮気をしないんでしょ?」
「ちょっ…、待っ…」
いつも飄々としてすましている、その態度が余計に私を苛立たせた。
「もっと、強く……」
私自身さえも、何もかも壊して欲しかった。
低くて少し掠れた声が、ヨウスケとは違う歯切れのいい息が、私の耳を掠める。
「や、んぁ……は、ふぅ」
手首を痛い位に強く掴む手に、固い床に押し倒された。
もういっそのこと全部崩して滅茶苦茶にして、何もかもが無くなってしまえばいいのに。
一瞬でも今夜だけでも、頭の中から"現実"を忘れさせてくれるなら、本当に誰でも良かったんだ。