りんじん彼ジョ。~隣のお姉さんに襲われました~大人女子×専門学生
掴んでいたドアの端を離せば、アパートの扉がバタンと音を立てて閉まる。
「ケーコ、さん……?」
熱のこもった彼女の部屋に、俺とケーコさんの2人きりの空間になった。
なんで、俺が女の子を部屋に泊めて怒るのか。
目の前の彼女が、不安気に眉を下げて、頬を真っ赤にさせているのは何故なのか。
「違う、違くて……。コウくん、あのね」
1歩下がる彼女に対して、ゆっくりと1歩近づいた。
「何が違うんですか?」
ケーコさんの大きな瞳は、不安気に揺れる。なのに視線はしっかりと俺に向けられていて、お互いに反らす事が出来ない。
もしかして。もしかしなくても、ケーコさんも俺の事――。
ゆっくりと距離が縮まって、彼女の柔らかい唇にキスを落とした。