りんじん彼ジョ。~隣のお姉さんに襲われました~大人女子×専門学生



何で、コウくんの事を気にしなくちゃいけないのか。



面倒事は嫌いな癖に、彼氏役になってくれたり。

分かりにくい、不器用な優しさで、私を慰めようとしてくれたり。

酔っ払って人にキスしたり――。


そして、ちゃっかり自分は可愛い女の子家に泊めていた。


あの子はまだ若いし、結局はヤれそうな相手なら誰でもいい訳だ。

そう。どうでもいい事だと自分に言い聞かせて、急いで足を踏み出した時。





コウくんとこの間の女の子が並んで歩いている光景が、目の前に飛び込んできた。


< 223 / 317 >

この作品をシェア

pagetop