りんじん彼ジョ。~隣のお姉さんに襲われました~大人女子×専門学生
部屋の中で2
折れそうな位に細い腰に手を回せば、甘い匂いが鼻をくすぐった。
ケーコさんが俺の腕に置いた手が震えているから、緊張しているのが伝わってくる。
彼女をやっと捕まえた。
そう思った矢先、彼女は簡単に俺の腕の中からスルリと抜けてしまう。
「とりあえず、コウくんはここにいて」
「……はぁ」
履いていた靴を片手にバ移動して、誘導させられるままバスルームの引き戸を閉めた。
玄関から出ていく訳にはいかない。
ドアの向こう側には、ケーコさんの彼氏であろう男がいるのだから。