りんじん彼ジョ。~隣のお姉さんに襲われました~大人女子×専門学生
「ヨウスケ、久し振り」
それでも、かすかに聞こえてくる、彼女の声色に耳を傾けてしまう。
「暑……」
ポケットに手を入れるも、ここではタバコさえ吸えない事にすぐに気が付いた。
ベランダに追い出されるのとどっちがマシだったのか。
「少しやつれたんじゃない?」
バスルームの扉の向こう側から、ケーコさんの心配そうな台詞が耳に入ってくるから。
しゃがみ込んだまま、情けない息が漏れた。
ふと上を見上げるとそこに目に入ったのは、彼女の洗濯物。
「……っ!!」
しかも、丁寧に下着だけがぶら下がっているから――。