りんじん彼ジョ。~隣のお姉さんに襲われました~大人女子×専門学生
たらればとお願い/sideケーコ
慌ててつけたエアコンと扇風機。
それでもまだ部屋の温度が高い。
ストッキングを履いたままの足は蒸れてるし、前髪だって額に貼り付いているかもしれない。
そんな私の部屋に、ヨウスケがいる事が凄く不思議だった。
いや、異様に感じた――。
ずっと連絡さえくれなかった彼が家を訪ねてきたのに。
こうして顔を合わせるのは凄く久し振りで、何ヶ月もたっている様に思える。
彼の虚ろな瞳に、以前の輝きは見られなかった。