りんじん彼ジョ。~隣のお姉さんに襲われました~大人女子×専門学生
――俺、結婚する事になった
あの時、ヨウスケが別れを切り出そうとした。
でも、それを遮ったのは私。
ああすれば良かったとか。何かが変わっていたんじゃないかって。
自分の発言に後悔だけが残る。
今更なのは理解している。でも、考えずにはいられない。
ヨウスケ、本当に私の事が好きなら――。
「下ろした?」
「……え?」
「赤ちゃん」
「……」
「もし私が頼んだら、ヨウスケの赤ちゃん……。りんちゃんのこと下ろさせた?」