りんじん彼ジョ。~隣のお姉さんに襲われました~大人女子×専門学生
「マジで?隣のお姉さんと!??」
リクの声が外の喫煙所に響き渡った。
「馬鹿。声でかいよ」
「いや、だってさぁ。そんな美味しい話あり得んのかよ?」
興味津々輝くリクの目を見ながら、ポケットからタバコを取り出した。
ライターで火を付けてから、肺に吸い込めばスーッと眠気が覚めてくる。
そういえば、今日は朝から1本も吸ってなかったなと思い出した。
「で、さ。どうなんだよ!!」
リクが続きを催促するように覗き込こんでくるから、周りを見渡してから小さく口を開く。
「なんか、間違っちゃった感じだったけど」
「それこそラッキーじゃん!」
"後腐れ無い感じでさぁ"なんて、リクが興奮気味に言葉を続けた。
リクの声は大きいままだけど。まぁ、同じ学科の奴等はいないし、多少漏れても大丈夫かなと、小さな息が漏れる。