りんじん彼ジョ。~隣のお姉さんに襲われました~大人女子×専門学生
「いや、マジでヤバいしか言葉が出ない」
「ノート、見して」
なんて、リクが実習の記録が書かれた俺のノートに目を向けた。
「……かたいな」
「言われた」
「コウっぽいけど」
「学校の先生にも言われた」
「文献丸写しはマズイんじゃね」
「はぁ。間違いじゃないだろ?」
「間違いでは無いけどさー、まぁなんつうか焦るコウも珍しいよな」
「笑い事じゃない!」
ひゃはっ、と笑うコイツの目元にもくっきりとクマが出来ているのが見えた。
リクだって余裕がある訳じゃない。
決して、俺だけが眠れてだいない訳じゃないのは分かっている。