りんじん彼ジョ。~隣のお姉さんに襲われました~大人女子×専門学生
週末は学校に入り浸りで、先生にレポート訂正や生活態度まで指導を受ける事となる。
「まず、朝 実習先についたら大きな声で挨拶だからな」
「はぁ、じゃなくて……はい」
「とりあえず何でもいいから質問をだな」
「……」
「原村は、もっと相手にやる気を見せなきゃ駄目だぞ」
結局、学校を出る頃には日は完全に落ちて真っ暗だった。
腹減った……。
スマホは電池切れ。左手の腕時計に目をむけるともう11時を回っている。
こんな時間まで学校に残らされるって、どんだけだよ。
溜め息をついたところで腹の足しには一切ならない。
何か食べ物を買おうと、バイト先のコンビニへと足を向けた。
けど、ガラスのドアの向こうに、新人なのか知らない奴がレジに立っているのが見えたから。
何となく躊躇してしまった。
今までそんなの気にした事なんてなかったのに。