りんじん彼ジョ。~隣のお姉さんに襲われました~大人女子×専門学生




「コウ君!ひ、久し振り!!」

「……ケーコさん?」


土曜日の夜、外からと物音がした。
普段なら絶対に気にしない。変な勧誘だったら嫌だし居留守使う位だ。

それでも、部屋のドアを開けたのはあの子かもしれないという期待。



「お、お疲れ……」


でも、これじゃ出待ちしてたみたい。
久し振り過ぎて、声裏返っちゃったし。



「……はぁ」

「えーっと、差し入れ!えっと気が付いた?」

「あ、ご馳走さまでした」

「急にびっくりしたよね!」

「いえ、美味しかったです」

「……それは良かったです」

「……」

「……」


おかしいな。いつもどんな感じで言葉を交わしていたっけ。




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