りんじん彼ジョ。~隣のお姉さんに襲われました~大人女子×専門学生
「もうちょっと慰めてください」
「も、もー。コウくん、調子乗り過ぎ」
なんてケーコさんは文句を言いつつも俺の背中へと両手を回した。
「俺、自信無くしてて」
「……自信?」
「今も無いですけど」
「私も無いよそんなの。むしろ、自信満々のがヤだかも」
「それバイザーにも言われました」
好きな相手にこんな弱音を吐くなんて、格好悪い事だと思う。
でも、彼女の肩が温かくて安心できたから自然と口にしていた。
彼女の手は俺の背中に添えられたまま、規則正しくポンポンと撫でていく。
何故だか、それが妙に気持ち良くて落ち着いてきた自分がいる。
「あのね、コウくんこのまま聞いて欲しい事があるの」