りんじん彼ジョ。~隣のお姉さんに襲われました~大人女子×専門学生
「私の勘違いであって欲しいんだけど」
「……」
「違くて、私がキミをもしかして……」
「はぁ」
「いや、勘違いじゃなくていいの!」
「はぁ」
「でも。ほら、私、ヨウスケと別れたばっかりじゃん?一応会って無かったといえどさ」
「……はぁ」
「ただ、勘違いしてるだけかもしれないし」
「……?」
「寂しい時にキミに優しくされたから」
顔を上げればすぐ近くにケーコさんの顔が目に入る。
要点のまとまらない内容を口にする彼女の頬が、どんどんと赤く染まっていくのが分かった。
「ち、違うの。顔が見たかったの」
「はぁ」
「会いたかったの、キミに」
「つまり。それは、俺の事が好きかもしれないってことですか?」