りんじん彼ジョ。~隣のお姉さんに襲われました~大人女子×専門学生
確かに、今まで合格者が殆どいないのだから予想はしてただろう。
けど、今の俺ではどこの実習地に行っても落とされていたかもしれないし。
「まぁ、仕方ないし」
リクから貰ったタバコに火を付けて、息を吐き出せば。苦さと辛さが混じり合って、気持ちがスーッとしたように感じた。
「コウさ、なーんかスッキリしたような顔してるよな」
「確かに」
リクの次に、ジュンジュンの言葉も続けられる。
「はぁ」
「まさか!!隣のお姉さんに慰めて貰ったとか?」
「マジかよ、いーなぁ!」
ひゃはは"と笑い出す2人に対して、
「……ぐっ、ゲホゲホ!!」
煙が喉に詰まって咳き込めば。
「嘘だろー!?実習中だろ」
「あり得ねー」
「ち、ちが……」
ゴホゴホと言い訳したところで、信憑性は無くなっていくもの。
……いや、あながち間違っていないのか?