りんじん彼ジョ。~隣のお姉さんに襲われました~大人女子×専門学生
「いーや、その慌て方。絶対何かあった」
「だよな。リクの言う通り」
「……はぁ」
「ほら、何があったか話せよ」
「俺だってあのお姉さんに慰めて貰えんだったら、落ちてもいい!」
「……はぁ」
言いたい放題の2人に溜め息しか出ない。
「ジュンジュン。俺、あのお姉さんとチューした事あるんだぜ!!」
「嘘だろー?」
「嘘じゃねぇよ。あん時コウがマジギレしてさぁ」
なんて、リクが調子に乗って口にしたところで――、
「へー、何それ?私にも教えて」
後ろから笹沼の声が聞こえて、リクの顔が一気に青ざめていくのが分かった。
──クラスメート達──