りんじん彼ジョ。~隣のお姉さんに襲われました~大人女子×専門学生
「そんなにコイツとセックスしたいんなら、この部屋じゃないとこでヤれよ!!」
苛立ちが押さえられなくて、部屋の中に俺の叫び声が響き渡る。
「どーせ、図星なんでしょ?」
「あー、そうだよ!!こんな性格じゃぁ、身体しか価値ねーなぁ」
「だから言ったでしょ?」
「何をだよ」
「男なんて好きじゃなくたって、抱けるんだから……」
ケーコさんの口元から、トゲのある小さな台詞が吐き出された。
「お邪魔しました」
そう言葉を続けるケーコさんが、立ち上がって俺の横を通り過ぎる。
アパートの扉が閉まる音がやけに大きく聞こえた。
残されたのは、リクとぐっすり眠ったままのジュンジュンと俺だけで。
「コウがこんなキレてんの、俺はじめて見た」
なんて、呑気なリクの声が耳に入った。