りんじん彼ジョ。~隣のお姉さんに襲われました~大人女子×専門学生
正確な年齢は教えてくれないのだけど、ケーコさんは俺よりも年上でどっかの事務系の仕事をしているらしい。
近くの専門学校に通う俺がこのアパートに引っ越してきたばかりの頃だった。
カギを無くしてしまった時に、大家さんに連絡をしてくれたりと色々お世話になったのだ。
その事がきっかけに、世間話をする様な仲になったまでは良かった。
だがしかし、今では夜中酔っ払って迷惑な訪問までされるようになってしまうとは……。
あの時、鍵を無くしたりしなければ、と何度悔やんだ事か。
「さぁさぁ、飲め!」
「はいはい」
「返事は1回でしょ!」
「……はい」
「ぎゃはははは!!!」
どこが笑いのツボだったのか分からないまま馬鹿笑いされて、背中をバシバシと叩かれる。
俺の部屋の真ん中にあるローテーブルに、ビールやら甘い柑橘系のアルコール等どんどんと並べられていった。