りんじん彼ジョ。~隣のお姉さんに襲われました~大人女子×専門学生
家についてまで、酔っ払いに絡まれると思わなかった。
「運命の出会いってやつですねー」
ヘラヘラと声をかけてくるのは明らかに年下の男の子。
コウくんの部屋から出てきたあたりから、まだ学生なんだろうけど。
"運命の出会い"とか馬鹿みたい、なんて呆れて苦笑いも出てこない。
すぐ隣に立つコウくんに目を向ければ、笑っちゃう程慌てていた。
この男の子に昨日の事話たっぽいし、尻軽女だって思われてんだろうな。
「いーよ。一緒に飲も」
下心丸見えのコイツ等に、にっこりと口元を緩めたのは何でなのか。
"ケーコ、ごめんな"
"うん、私はヘーキだから!"
きっと、あの時から、私の選択は全部 間違ってるんだ。