りんじん彼ジョ。~隣のお姉さんに襲われました~大人女子×専門学生
「まーまー、酒はあるし飲み直そうぜー」
リクがそう口にして、泥酔しているジュンジュンがいる部屋の中へ戻る。テーブルの上にはアルコールの缶が散乱、5人でどれだけ飲んだか物語っていた。
片付け面倒くせー。
そう思った瞬間、
──ガンッ
ガタンッ!!ガタガタッ!!!
窓の外から何かがぶつかったような凄い音が耳に入るから、俺とリクは顔を合わせた。
「何だ?すっげー音。ベランダじゃね?」
とリクが眉間に皺を寄せながら目を丸くする。
「は?こんな夜中に何だよ」
「泥棒とかじゃね?」
「音出し過ぎだろ」
なんて俺とリクはベランダに逆戻り。
外に出たところで何も変わった様子は見られない。
「隣って、さっきのお姉さんだよなー?」
リクがベランダの隣を仕切る壁を、身を乗り出す様に覗き込む。
「おい、やめとけって。それに、その話はしたくねー……」
「コウ、お姉さん倒れてる」