りんじん彼ジョ。~隣のお姉さんに襲われました~大人女子×専門学生
「昨日 あの後、大変だったんだって?」
タカヤがそう言って、机に伏せる俺とリクを覗き込む。
「あー、まぁな。でも、なんとか大丈夫みたいだぜ。な?」
なんてリクが俺に話をふるから、小さく頷いて見せた。
「俺、全然気付かなかったんだけど」
「バカジュン。よく寝てられたよな、あの状況で」
「俺がコウの家出てく時もジュンジュン爆睡だったもんなー」
ジュンジュンの言葉に、教室内にはリクとタカヤの笑い声があがる。
アパートに救急車が到着した時はもちろん。その後も、俺等が病院から帰ってくるまでジュンジュンはずっと寝ていたとの事。
俺とリクがケーコさんを見つけてから、本当に大変だった。
救急車がきても彼女の意識は無くて、知人だからという事で俺とリクが付き添う事となったんだ。