りんじん彼ジョ。~隣のお姉さんに襲われました~大人女子×専門学生
「ふーん。まぁ、若いから遊びたいのもあるんだろうけど」
「……はぁ」
「でも、ケーコちゃんを悲しませるような事はしないでよ」
先輩がコウくんをギロリと睨み付けるから、ハラハラしてしまうのに。
「…………はい、すみません」
コウくんは本当に興味無さげに平謝りを見せた。
一瞬だけ先輩の眉がピクリと動いたのが分かったけど。でも、ここでキレる様な子じゃなくて良かった……。
「あのー、俺。そろそろバイトの時間なんで」
コウくんは小さな息を吐いて、持っていた袋を私に差し出す。
「え?」
「甘いの、買ってきたんですけど」
「あ、あぁ。ありがとう」
渡された袋の中を覗けばに、チョコレート菓子いくつか入っているのが目に入った。