りんじん彼ジョ。~隣のお姉さんに襲われました~大人女子×専門学生
落ち着いたブラウン色をしたケーコさんの長い髪の毛が、頬に当たって俺の頬をくすぐったくて余計に変な気分になってくる。
「コウくんの唇、柔らかいねー」
潤いを増した大きな瞳が真っ直ぐ向けられるから、思わず視線を反らしてしまう。
「んッ、すっごい気持ちい」
クスクスと笑いながら落とされるキスは、メンソールのタバコの匂いとアルコールの味と、甘い香水が入り交じっている。
同年代の女の子としか付き合った事の無い俺にとって、意外な魅力が感じられた。
柔らかい唇を何度も押し当てられて、口腔内も全てが支配される。
白くて華奢な手は俺の太ももを何度も撫で下ろすから、自身の熱が一気に上がっていく。
全身全霊で拒否しないのは、この後の展開に期待してなのか。
分からないけど──。