りんじん彼ジョ。~隣のお姉さんに襲われました~大人女子×専門学生



「昨日、病院寄った時に会って少し話して連絡先交換する事になったんだよ」


勘違いするリクに溜め息を落とす。



「つーかさぁ、珍しいよな」

「……何が?」

「コウが女のこと気にかけるのって」

「別にそうでもないだろ」

「元カノの時だって、面倒臭いっていって別れたのに」

「あれは……、」

「確かに第一発見者とかになっちゃった訳だけどさー、わざわざお見舞いとか行ってんの」

「いや、流石に知り合いだからだろ?」

「ふーん」


なんて、リクは納得いかない様子で唇を尖らせる。



「それより、当分 追試の勉強だから遊べないんだぞ?」

「あー、そうだ。ヤバいよー」

「笹沼、追試無かったよな?」

「し、知らねーよっ!!」

「バイト変わって貰えるかな……」


なんて追試の話題に戻したところで、いつもに増してどんよりとした喫煙所に、苦笑いが広がっていく。

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