りんじん彼ジョ。~隣のお姉さんに襲われました~大人女子×専門学生
それ以前に、違う相手にだって身体を許している。
どうしよう、そんな自分が汚いモノに思えて吐き気がさしてきた。
"ヨウスケだって"と思う反面、"絶対に知られたくない"という思いが強くあらわれる。
「……ケーコ?」
ヨウスケに変に思われたくない。
「やっぱり、何か変じゃね?」
ヨウスケに疑われたくない。
「ちょっと、疲れちゃったみたい。少し休みたいな」
「あ、あぁ。悪い……」
病み上がりだもんな、なんて言葉を続けて、ヨウスケは私の肩にそっと手を回す。
売店で珈琲を買って、テラス式の野外スペースへと出ると、薄暗い部屋から一気に目の前が明るくなった。どこまでもすんだ青空に、太陽の光にギラギラと照らされるから本当に目眩がしてくる。