ブルーサファイアのような瞳を持つ君と
「ねぇねぇお義母さんどこいくの??」

と右手にはお義母さんの手。

左には大きな花束を抱えて病院を後にする。

「うーん。ずっと遠くかしら。」

と私のマフラーを直してくれる

「そっか、私の記憶戻るかな。」

医者からはストレスがかかり記憶が少し飛んでいると

でもそれは一時的なものだから大丈夫と。

「あ!成海ー!!」

と美琴が手を振っている

「美琴。今までありがとうね。私大切な人忘れてしまったみたいなの。もし、もしね迎えに来てくれたらこの指輪渡しておいてくれない?このブルーサファイアのような瞳の人だった気がするの」

といったら大きく目を開いたが目を潤ませて

うんうんっと大きく頷く

「ありがとう。また会いに行くから。」

と別れる
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