ブルーサファイアのような瞳を持つ君と
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すると美琴が帰ってきて

「あ、聖羅さん今この子こんな感じです」

と私を指さす

「そう、か。ありがとうな。」

と美琴の頭を撫でる

ズキン。

「っっ!うぅ。」

私は頭がかち割れそうになりその場にしゃがみこむ

「成海!?」

聖羅さんと呼ばれる人が私に駆け寄ってくる

「あなたは、誰ですか。」

そう訪ねるとまた悲しそうな顔で

「君の旧友さ」

と微笑んでくれた

「そうです、か。思い出せるといいです。」

私はそういい意識を失う
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