ブルーサファイアのような瞳を持つ君と
「その汚い手、離しな。」

優しい声が降ってきた

「ひぃ!!お、おまえは!!!」

と怯えた声で言いながら逃げた

私は安心して倒れてしまった

「え!??おっと危ない!」

わたしは暖かい腕の中で揺れていた。

昔の夢を見た。

「成海いい?この指輪があれば私に会えるから。きっと。」

「ほぇ??七海お姉ちゃんどこか行くの??」

「えぇそう。どこか遠くの場所に」

「え!成海も行きたぃ!!」

「ダメよあなたには長く生きてもらわなくちゃ」

悲しそうに大切そうに微笑む女性
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