拗らせ片想い~理系女子の恋愛模様
家の側のコンビニの前で止めてもらい、改めて須藤さんにお礼を言う。
「遠回りさせてしまていすみません。ありがとうございました」
「おう。また明日な」
車が見えなくなるまで見送ってから、コンビニに入るが、疲れすぎてお腹が空いていない。
ゼリーだけ買って家に帰る。
着替えてから、浦橋くんに週末会えるかメールをしてみる。
直ぐに返信があり、金曜日には帰るから土日どちらでもOKというので、土曜日に待ち合わせをすることにした。
松本さんと会った後、須藤さんと一緒に帰ったせいか、仕事のことが頭に浮かんでくる。しかし、その合間に松本さんの顔がチラつき、浦橋くんと並んでいた姿が思い出される。
いい加減何も考えたくなくて、シャワーを浴びて寝ることにするが、中々寝付けないため、諦めて起きだし、ビールを飲みながら少しだけ仕事のことを考えていたら、いつの間にかソファで眠ってしまっていた。
朝起きたら体中が痛かった。ソファで寝落ちしたため、変な体制だったのだろう。
飲めないお酒を飲むからこういうことになるのだ・・・。もう一人で家で飲んだりするのはやめよう。
体調がすぐれないが、今週中にやっておきたい仕事がたくさんある。
早めに会社につくと、早速業務にとりかかる。来週行われるレビューの仕様書については吉田さんと分担することにしよう。
吉田さんと打ち合わせをするため会議室へ行くと、早速PCを立ち上げて準備する。ほどなくして吉田さんがやってくると、すぐに打ち合わせを開始する。
相槌を打ちながら話を聞いてくれ、資料も丁寧に見てくれる。
「よくわかった。ありがとう。スケジュールは須藤さんと相談すればいい?」
「いえ、吉田さんと私でベンダにあててみて、とのことでした」
「わかった。じゃあ、進捗見てまた打ち合わせさせて」
「ありがとうございます。」
「こちらこそありがと。色々助かる。須藤さんとも合わせてくれたんだよね」
「合わせる、というか、夜一緒になったので」
「これからは、仕様変更のときは必ず声かけて。役割分担見直すから」
「はい」
「・・・顔色悪いな。大丈夫?」
「大丈夫です。今日は早めに帰ります」
「うん。そうして。また須藤さんに怒られる」
吉田さんは苦笑いすると、会議室の鍵は返しておくから、先行って、と言ってくれたので、一旦席に戻るが、PCを立ち上げずにそのまま帰ることにする。
昨日もそうだが、今日も一日食欲がなかった。
飲めもしないビールをのみ、ソファで寝落ちしてしまったのがいけなかったのか、一日体調がすぐれなかった。今日は早めに寝て今週を乗り切ろう。
週末の金曜日、月曜日の午前中から設計部とのレビューがあるため、最終チェックに少し時間がかかってしまった。
幸い浦橋くんとの約束は午後だし、午前中はゆっくりできそうだ。
しかし、心の整理がつかない。ちゃんと話すのは3週間ぶりだ。浦橋くんは、ウジウジと勝手に落ち込んでいる私を相手に根気強く連絡を取り続けてくれた。正直、こんな面倒な女、付き合っていても疲れるだけだろう。
明日、どんな顔して浦橋くんに会えばいいのか、相変わらず悶々と考え続けていた。
「遠回りさせてしまていすみません。ありがとうございました」
「おう。また明日な」
車が見えなくなるまで見送ってから、コンビニに入るが、疲れすぎてお腹が空いていない。
ゼリーだけ買って家に帰る。
着替えてから、浦橋くんに週末会えるかメールをしてみる。
直ぐに返信があり、金曜日には帰るから土日どちらでもOKというので、土曜日に待ち合わせをすることにした。
松本さんと会った後、須藤さんと一緒に帰ったせいか、仕事のことが頭に浮かんでくる。しかし、その合間に松本さんの顔がチラつき、浦橋くんと並んでいた姿が思い出される。
いい加減何も考えたくなくて、シャワーを浴びて寝ることにするが、中々寝付けないため、諦めて起きだし、ビールを飲みながら少しだけ仕事のことを考えていたら、いつの間にかソファで眠ってしまっていた。
朝起きたら体中が痛かった。ソファで寝落ちしたため、変な体制だったのだろう。
飲めないお酒を飲むからこういうことになるのだ・・・。もう一人で家で飲んだりするのはやめよう。
体調がすぐれないが、今週中にやっておきたい仕事がたくさんある。
早めに会社につくと、早速業務にとりかかる。来週行われるレビューの仕様書については吉田さんと分担することにしよう。
吉田さんと打ち合わせをするため会議室へ行くと、早速PCを立ち上げて準備する。ほどなくして吉田さんがやってくると、すぐに打ち合わせを開始する。
相槌を打ちながら話を聞いてくれ、資料も丁寧に見てくれる。
「よくわかった。ありがとう。スケジュールは須藤さんと相談すればいい?」
「いえ、吉田さんと私でベンダにあててみて、とのことでした」
「わかった。じゃあ、進捗見てまた打ち合わせさせて」
「ありがとうございます。」
「こちらこそありがと。色々助かる。須藤さんとも合わせてくれたんだよね」
「合わせる、というか、夜一緒になったので」
「これからは、仕様変更のときは必ず声かけて。役割分担見直すから」
「はい」
「・・・顔色悪いな。大丈夫?」
「大丈夫です。今日は早めに帰ります」
「うん。そうして。また須藤さんに怒られる」
吉田さんは苦笑いすると、会議室の鍵は返しておくから、先行って、と言ってくれたので、一旦席に戻るが、PCを立ち上げずにそのまま帰ることにする。
昨日もそうだが、今日も一日食欲がなかった。
飲めもしないビールをのみ、ソファで寝落ちしてしまったのがいけなかったのか、一日体調がすぐれなかった。今日は早めに寝て今週を乗り切ろう。
週末の金曜日、月曜日の午前中から設計部とのレビューがあるため、最終チェックに少し時間がかかってしまった。
幸い浦橋くんとの約束は午後だし、午前中はゆっくりできそうだ。
しかし、心の整理がつかない。ちゃんと話すのは3週間ぶりだ。浦橋くんは、ウジウジと勝手に落ち込んでいる私を相手に根気強く連絡を取り続けてくれた。正直、こんな面倒な女、付き合っていても疲れるだけだろう。
明日、どんな顔して浦橋くんに会えばいいのか、相変わらず悶々と考え続けていた。