40歳88キロの私が、クールな天才医師と最高の溺愛家族を作るまで
「すごいなぁ……」
私は、大きなショッピングモールの横を通り過ぎ、ハワイの道を真っ直ぐ歩いていた。
まだ朝7時ちょっとすぎなので人はそんなにいないだろう……と思っていたが、意外とたくさんの人が散歩やランニングを楽しんでいた。
私は、いつものように写真を撮ろうと考え、ポケットを弄って気がついた。
(スマホ……置いてきちゃった……)
本当は取り戻ってもいいのかもしれないが、何となくこのまま歩きたい気分だった。
真っ直ぐ歩けば、道にも迷わない。
今は、歩みを止めたくなかった。
樹さんとのことを、ちゃんと考えるために。
私は、大きなショッピングモールの横を通り過ぎ、ハワイの道を真っ直ぐ歩いていた。
まだ朝7時ちょっとすぎなので人はそんなにいないだろう……と思っていたが、意外とたくさんの人が散歩やランニングを楽しんでいた。
私は、いつものように写真を撮ろうと考え、ポケットを弄って気がついた。
(スマホ……置いてきちゃった……)
本当は取り戻ってもいいのかもしれないが、何となくこのまま歩きたい気分だった。
真っ直ぐ歩けば、道にも迷わない。
今は、歩みを止めたくなかった。
樹さんとのことを、ちゃんと考えるために。