40歳88キロの私が、クールな天才医師と最高の溺愛家族を作るまで
そうして迎えた12月24日。
私の誕生日を祝うためと、樹さんはハワイの色々なロマンチックな場所へと連れて行ってくれた……はずだった。
けれど、申し訳ないことに、この日の記憶が全て吹っ飛んでしまったのだ。
約束の「特別の日」のおかげで。
せっかく樹さんが予約してくれた、最高級ホテルのスイートだったけど、それもどんな部屋だったのかすら、覚えていない。
それくらい、私は樹さんとのハジメテは衝撃的だった。
漫画や小説でイメージはしていたけど、実際はまるで違った。
樹さんの肌の気持ちよさと、吐息と、香り、それにたくさんくれた
「愛してる」
が、私の脳内の全てを占めている。
私が、彼の愛情にちゃんと答えられたかはわからないが、彼を体内で受け止める選択をして良かったと、本当に思っている。
「優花、愛してるよ」
「私も、愛してます……樹」
もう、私なんかとは言わない。
その誓いと共に、私は樹さんの体に、初めて自分から抱きついた。
それから、もうハジメテじゃなくなった行為が始まってしまったのは、また別のお話……。
私の誕生日を祝うためと、樹さんはハワイの色々なロマンチックな場所へと連れて行ってくれた……はずだった。
けれど、申し訳ないことに、この日の記憶が全て吹っ飛んでしまったのだ。
約束の「特別の日」のおかげで。
せっかく樹さんが予約してくれた、最高級ホテルのスイートだったけど、それもどんな部屋だったのかすら、覚えていない。
それくらい、私は樹さんとのハジメテは衝撃的だった。
漫画や小説でイメージはしていたけど、実際はまるで違った。
樹さんの肌の気持ちよさと、吐息と、香り、それにたくさんくれた
「愛してる」
が、私の脳内の全てを占めている。
私が、彼の愛情にちゃんと答えられたかはわからないが、彼を体内で受け止める選択をして良かったと、本当に思っている。
「優花、愛してるよ」
「私も、愛してます……樹」
もう、私なんかとは言わない。
その誓いと共に、私は樹さんの体に、初めて自分から抱きついた。
それから、もうハジメテじゃなくなった行為が始まってしまったのは、また別のお話……。