40歳88キロの私が、クールな天才医師と最高の溺愛家族を作るまで
運命の日
こうして、何故か、氷室さんと連絡先を交換することになってしまった私は、氷室さんとメッセージ友達になってしまっていた。
実は甘いものと可愛いものが好き。
カフェで読書をするのが休日の過ごし方で、新しく開拓をしたいと思っていた。
そんなことが、メッセージのやりとりでわかった。
最初のメッセージは私から。
オススメのカフェの情報を送るだけの簡単なもの。
まるで、業務連絡のような、つまらないものしか送れなかった。
ところが、返ってきたのは……。
【ありがとだぴょん】
(ええっ!?)
可愛いうさぎとセリフ吹き出しのスタンプ。
正直、氷室さんから返事が来ることすら怪しいと思っていたので、それを見た時、盛大に茶を吹いた。
最初に会った日は、表情がほとんど変わらず、笑顔もあまりなかった氷室さん。
だけど、メッセージを送る時には、欠かさず可愛い動物のスタンプを送ってくる。
それも1つだけかと思えば、意外と種類が豊富。
スタンプチョイスと、氷室さんのクールな表情が全く合わないのが、面白かった。
「本当に氷室さんですか?」
「実は別人じゃないんですか?」
と、何度も本人確認しては、その度に
【信じてほしいにゃん】
というスタンプを送られてしまう……というのが、もはやお決まりだった。
実は甘いものと可愛いものが好き。
カフェで読書をするのが休日の過ごし方で、新しく開拓をしたいと思っていた。
そんなことが、メッセージのやりとりでわかった。
最初のメッセージは私から。
オススメのカフェの情報を送るだけの簡単なもの。
まるで、業務連絡のような、つまらないものしか送れなかった。
ところが、返ってきたのは……。
【ありがとだぴょん】
(ええっ!?)
可愛いうさぎとセリフ吹き出しのスタンプ。
正直、氷室さんから返事が来ることすら怪しいと思っていたので、それを見た時、盛大に茶を吹いた。
最初に会った日は、表情がほとんど変わらず、笑顔もあまりなかった氷室さん。
だけど、メッセージを送る時には、欠かさず可愛い動物のスタンプを送ってくる。
それも1つだけかと思えば、意外と種類が豊富。
スタンプチョイスと、氷室さんのクールな表情が全く合わないのが、面白かった。
「本当に氷室さんですか?」
「実は別人じゃないんですか?」
と、何度も本人確認しては、その度に
【信じてほしいにゃん】
というスタンプを送られてしまう……というのが、もはやお決まりだった。