宝物 番外編付き
「みなさん、くるみのギブスが外れてリハビリもありますし、しばらく2人でこちらにお世話になりますのでよろしくお願いします。
あと…、まだ先の話ですが…
野菜工場が軌道に乗るまで俺は、工場勤務を希望します。
まだ、資金繰りの事もあるけど何としても、サヤマを発展させる覚悟です。」

会長の喜三郎と社長の慶一郎は、大きく頷いた。

「蓮! 頑張れ!」とお婆様。

「家族で力を合わせて頑張りましょう!
私たちも影ながら応援しますから!」とお義母さん。

「よし! サヤマの更なる発展に乾杯しよう!カンパーイ!」とお爺様の掛け声があり、
「「カンパーイ!!!」」と皆んなで乾杯した。

その後は、美味しい料亭のお料理をニコニコして食べていたようで……

「ハハハ!! 母さんとくるみはさっきからニコニコしながら食べるぞ〜!
ハハハ! 2人は似てるのかなぁ〜 ハハハ!」

くるみと和子は顔を見合わせて笑った

「だって、すごく美味しいから〜」

「そうよ! 幸せ〜って感じよね〜くるみちゃん!」

「はい! ほっぺたが落ちそうなくらい美味しいです!」

ハハハ!ハハハ!とみんなで大笑い!!

喜三郎もみわもくるみの元気な姿を見て安心した。
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