宝物 番外編付き
エレベーターホールの横の非常階段の陰から蓮さんが現れた。
くるみは小声で、
「蓮さん…どうしたの?」
「くるみが心配で、待ち伏せしてたんだ。
光に見つかったら、冷やかされるな。ハハハ」
そして、蓮は準備していた役員用のエレベーターで重役フロアのボタンを押した。
「なあ、くるみ〜母さんがいないんだけど〜」
「え? 社長室に行ってません?」
「うん。父さんから各フロアをチェックして来い!って命令されたけど、いないんだよ〜」
「え〜。 お義母さん大丈夫かなぁ。誘拐じゃあないよね〜」
「あんな、おばさんを誘拐してもね〜」
「蓮さん! サヤマの社長夫人なんですよ!」
「あ、まぁ、そうだなぁ。
とりあえず、社長室に行ってみよう」
くるみは小声で、
「蓮さん…どうしたの?」
「くるみが心配で、待ち伏せしてたんだ。
光に見つかったら、冷やかされるな。ハハハ」
そして、蓮は準備していた役員用のエレベーターで重役フロアのボタンを押した。
「なあ、くるみ〜母さんがいないんだけど〜」
「え? 社長室に行ってません?」
「うん。父さんから各フロアをチェックして来い!って命令されたけど、いないんだよ〜」
「え〜。 お義母さん大丈夫かなぁ。誘拐じゃあないよね〜」
「あんな、おばさんを誘拐してもね〜」
「蓮さん! サヤマの社長夫人なんですよ!」
「あ、まぁ、そうだなぁ。
とりあえず、社長室に行ってみよう」