宝物 番外編付き
従業員
「お待たせしました! 盛り合わせ3人前です!」

「栗原さん、ここの焼き鳥美味いから食べて!」

くるみはこうなったら楽しく焼き鳥を食べようと切り替えることにした。
「はい! ではまずモモから……ん…美味しい!! 凄く美味しいです!」

蓮も光もニコニコして頷いていた。


従業員
「お待たせしました! 生2丁です!」

「あのさ、親方に生1つあげて!」

従業員
「はい。」

生ビールを受け取った親方

「光、蓮!ご馳走さん! ありがとう。
いただきます! ゴクゴク っうめ〜」

主任たちも、ジョッキを持ち上げ一気に飲んだ。

くるみは、こんなプライベートな2人を初めて見たので、少しビックリしていた。


「栗原、何か言いたそうだなぁ〜。
プライベートだから何でも言っていいぞ!」とニヤニヤしている坂田主任。

くるみは会社での2人とは違うので、ちょっと戸惑っていた
「はい……。真山主任と、坂田主任がこんなにオープンなフレンドリーだとは思わなかったというか….、
その〜…あまりお2人とは仕事以外で話す機会がなかったので……
ちょっとギャップがあり過ぎて、戸惑ってます」


「そうだよなぁ〜。栗原は飲めないから酒を飲むのに誘いにくいしさ〜
だいぶ前から頑張ってるし、メシでもご馳走しようとは 思ってたんだよ?
でも、俺は彼女に誤解されたくないから栗原と2人で、メシに行く訳にはいかないし〜
今日は、チャンスだったんだよ! な!蓮」

「そうなんだよ。栗原さん。
今回も、栗原さんのデザインが良くて大口契約に漕ぎ着けたし〜。ありがとう。」

「いえいえ!坂田主任のお陰なので…」
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